2007年3月17日 (土)

誰よりもエクスタシーを感じるための達人のサイエンス―真の自己成長のために

実に静かな本である。

それなのに熱く心を燃えさせる。

著者はアメリカ人でアメリカに住み、合気道を習っている。
だからと言って、この本は何も合気道をマスターするための本ではない。

テニスでも英語でもスノーボードでも仕事でも、そして恋愛でも達人への道程は同じ経路をたどって進むことを教えてくれる。

そして、何よりもそれぞれの技を習得するには必ず「停滞期」(本書の中では「プラトー」と表現している)があることを教えてくれる。

最近はすぐに結果が出ないといけないような風潮だ。

汗臭く、バタ臭い努力よりも、名人や達人の域に達するのに「これだけで達人になれる90日!」とか「仕事名人になれる96の技」などと言うもののほうが人気があるが、実は、誰もがうすうす気づいていると思うけれど、そんな本で簡単に90日やそこらで名人、達人になれるわけがない。

名人、達人になるためには、地道にコツコツと練習を(それも単調な)繰り返すしかないのだ。

イチローは3ヶ月でイチローになったわけではない。

長い年月をかけて、そして誰よりも基本練習を多くこなしてイチローになったのだ。

どんなスランプや停滞期(プラトー)になっても、ルーチンワークのように修行(練習)を繰り返す。

本書ではこのプラトーをいかに乗り越えるか、また、初心者から徐々に達人の域に達するための道筋を解説してくれている。

でも、真の自己成長のために絶対に欠かせないのは、それを成し遂げようとする本人の気持ちなのだ。

誰だって、好きなことをやっている時って、息をするのさえ忘れて没頭し、ある意味エクスタシーを感じながらその好きなこと(それが仕事であっても何の不思議も、不都合も無い)をすることがあるよね。

人間は何歳になっても学ぶ動物だ。

そして学ぶことが好きになれたら、こんなに幸福な人生は無い。

そんなことを静かに語りかけてくる本だ。

達人のサイエンス―真の自己成長のために

達人のサイエンス―真の自己成長のために

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